3日め回答書(平成9年6月26日実施分)


Q1 説明を受けてみんなと一緒に進めていく時はいいけれど、一人でするとなると自信がない。
パソコンで総合的にどういう手順でどんな事が出来るのか知りたいです。
A1 とっても難しい質問ですね。私はパソコンとは、人間の手助けをする道具という評価です。
それら全ては順番に実用化されるでしょう。

●パソコンを初めて購入するまでの手順をまとめます。
@パソコンで何をするかの決定
A購入パソコンの選定
Bセッティングと動作確認
Cソフトの学習
D実際の運用
 以上に費やす時間は個人差はあるでしょうが、3ヶ月は見ておいた方がいいのではと考えます。

 次に人それぞれに個性があるようにパソコンも使い方で変わってきます。思い付くままパソコンの現在と 将来を考えて見ます。
 さしあたり、私の周りでのパソコンの活用例をお話します。

●経営者の方の活用例
@請求書発行ソフトで日々の売上をしています。お金の回収が楽になる。数字の記入ミスがなくなる。
A財務会計ソフトで経理と売上管理をしている。月々の帳簿付けが楽になる。
B給与ソフトで社員の給与計算が楽になっている。社員150人、パート100人の給与計算を社員 1人でしています。社会保険、雇用保険、所得税の計算をパソコンがしてくれる。
C簡単な案内チラシはワープロソフトで作る。
D在庫管理表を表計算ソフトで作っています。入庫数と出庫数を入力し、その時々の在庫を見れるようにしている。
E顧客管理にデータベースソフトを使ってます。顧客3000人の通信販売の顧客名、住所、 購入した商品を登録しているので電話対応がスムーズに済みます。
F駅名を入れるとその2つの駅の交通費や所用時間や列車時刻を調べてくれるソフトがある。 交通費の精算に使われている。

●趣味の分野での活用例
@音楽を聞く。テレビを見る。デジタルカメラで写真を撮り、子どものアルバムを編集している。

●ボランティアの分野での活用例
@チャレンジドと呼ばれる方々が生きるための道具として使っている。 自宅から出ることが難しい方々が交流を図るために使っている。
A重油流出事故の情報とボランティアの募集などのタイムリーな案内活動に使われた。

●次にこれから考えられる活用例
@インターネットでショッピング。サークル活動。旅行前の下調べ。専門外のことを調べる。
A全世界に電話しても市内通話で話ができる。
B在宅医療の整備がされる。衛星通信などの電話網が広がれば優秀なお医者さんの診断をパソコンを通じてできる。