ケイトウ 鶏頭 けいとう 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 百八頁の五
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ケイトウ「鶏頭」(ヒユ科)
Celosia cristata

 近くの畑の園芸種。

 トサカケイトウ(原産地:アジア・アフリカ、南北アメリカの熱帯)の一種か・・・?
 草高1m。

 万葉集の「からあい(韓藍)のはな」はケイトウの事と言われているが・・・?
2001.08.28金沢市
現代いけばな花材事典(草月出版)より

からあゐ【韓藍】(名)@鶏頭ケイトウ(=植物ノ名)の異名
古語辞典「改訂新版」(旺文社)より
くれなゐ【紅】(名)組成「くれ(呉)のあゐ(藍)の約」@「紅花」ベニバナの異称。花から紅を製する。
古語辞典「改訂新版」(旺文社)より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
幹藍・辛藍花・鶏冠草花・韓藍之花
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)276頁

山部宿禰赤人
山部宿禰赤人歌一首
吾屋戸爾幹藍種生之雖干不懲而亦毛将蒔登曾念
わがやどに韓藍(カラヰ)(原文のママ)まき生之(オホシ)かれぬれどこりずてまたもまかむとぞおもふ

 前略。宣長は萬葉集の歌にクレナヰをカラアヰともよめり。そもそもクレナヰといふは此物もと呉の國より渡りまうできたるよしにて呉の藍といふをつづめたる名なるをそは韓國よりつたへつる故に又韓藍ともいへるなりといへる説のごとし。但しカラといふは西の方の國々のなべての名なれどこれは呉國をさしていへるにて呉藍といふと同じことにもあるべし。さるを萬葉の十一の巻にはwpe3F1.jpg (755 バイト)冠草とも書るにつきて鴨頭草(ツキクサ)也ともwpe3F1.jpg (755 バイト)頭花也ともいふ説どもの有りてまぎらはしきやうなれどもツキ草ともwpe3F1.jpg (755 バイト)頭花ともいふはみなひがごとにて紅花(クレナヰ)なること疑ひなし
といへり。
 案ずるにカラアイのツキクサにあらざる事は眞淵が『そは多く生るものなれば殊に御圃に植らるべからず』といひ契沖の『wpe3F1.jpg (755 バイト)冠と鴨頭と色も形も異なるを何ぞ一草に名づけむや』といへる如し。然らばwpe3F1.jpg (755 バイト)頭花と紅花といづれぞいふに本集巻七に秋サラバ影毛(ニホイモ)セムトワガマキシ韓藍ノ花ヲタレカツミケムといふ歌あり。タレカツミケムといへるwpe3F1.jpg (755 バイト)頭花の調とはおぼえず。されば眞淵宣長の説に従ひてクレナイ即ベニバナの事とすべし。
萬葉集新考第一・巻3 井上通泰著(國民圖書)472頁より

詠み人知らず
秋去者影毛将為跡吾蒔之韓藍之花乎誰採家牟
秋さらば影毛(ニホイモ)せむとわがまきし韓藍(カラヰ)の花をたれかつみけむ

 韓藍はここにてはカラヰと三言によむべし。
萬葉集新考第三・巻7 井上通泰著(國民圖書)1429頁より

 注結局、現在のケイトウの花は、万葉の時代では何と呼ばれていたのだろうか?