クログワイ 黒慈姑 くろぐわい 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 百四拾弐頁の壱

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2003.06.29石川県市ノ瀬



2005.06.26 石川県白山市ノ瀬(2003.06.29と同所)

クログワイ「黒慈姑」(カヤツリグサ科)
Eleocharis kuroguwai

 水田に蔓延ると、駆除に大変苦労する嫌われ物です。
 日本食に出てくるクワイ「慈姑」は(オモダカ科)で、別物だそうです。
 大阪のTSさんよりご教示いただきました。

 百四拾弐頁の壱

 カヤツリグサ科の「クログワイ」でしょう。
 株元の泥をすくって洗ってみると、真っ黒の「クワイ」がでてくると思います。
 中国では食用にされています。

2003.07.20有難うございました。
 草高50cm。花穂?長3cm。
 水面の白いものはモリアオガエルの卵が落ちた塊。

2003.06.29石川県白山市ノ瀬

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
恵具
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)1294頁

詠み人知らず
為君山田之澤恵具採跡雪消之水爾裳裾所沾
君がため山田の澤に
ゑぐ採(ツム)と雪げの水に裳のすそぬれぬ

 ヱグは巻11(2486頁)にも
詠み人知らず
足檜之山澤
囘具乎採将去日谷毛相将母者責十方
あしひきの山澤
ゑぐを採(ツミ)にゆかむ日だにもあはむ母はせむとも
とあり。旧説には芹の事とせるを真淵(萬葉集別記)は今地方によりてヱグともヱゴともヨゴともゴワヰともいふものにて葉は蘭に似、根は芋を成して食用に堪ふるものなりといひ(真淵のいへるは莎草科の植物にてクログワヰ漢名烏芋といふものなり)雅澄は此の歌の下にては芋の類なりといひ品物解にては真淵の説に左袒せり。案ずるにもしクログワヰならばヱグホルなどこそ云はめ、採(ツム)とはいはじ。然るに二処共に採(ツム)といへるを見れば葉又は茎を食用とするものにてクログワヰの如く根を食ふものにあらざる事明なり。又雪ゲノ水ニ裳ノスソヌレヌといへる、芹の季節にはかなへどおそらくはクログワヰの旬には合はじ。クログワヰの旬はよくは知らねど万葉集別記に女の田ノ草曳に出づとて児に向ひて『けふはゴワヰとりて来む』といひしこと見え又品物解に秋田の稲を刈りたる跡にあるものヽ由見えて夏秋の頃のものと思はるればなり。されば今ヱグともヱゴともヨゴともゴワヰともグヤ(品物解頭書)ともいふものと本集の恵具とは類名異物にて本集の恵具はなほ旧説の如く芹の事ならむ。六帖に芹とヱグとを別に擧げたるは顕昭(袖中抄巻十六)の
 ふるき文は明らめずして物の異名をもたださず名のかはりたれば別にかけることもあれば一定にあらず
といへる如く芹、恵具二物なりといふ証とするには足らず。さて芹をも烏芋をもヱグといふは其味ゑぐければなるべし
萬葉集新考第四・巻10 井上通泰著(國民圖書)1920頁より

 長文のご精読に感謝いたします。
 (外字作成がメンドウなので、一部現在の漢字を使用しています)

 デ、結局、クログワイは何デショウカ?
 この萬葉集新考ではセリらしい???