カサスゲ 笠菅 かさすげ 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 百四拾六頁の弐
百四拾六頁へ戻る



カサスゲ「笠菅」(カヤツリグサ科)
Carex dispalata

 上部、茶色の花穂部分が雄花。
 下部、白緑色の花穂部分が雌花。
 ご教示いただきました。
 大阪のTSさんからです。

百四拾六頁の弐
 カヤツリグサ科の「カサスゲ」です。
 田の畦などの湿ったところに良く生えていて、この草の葉を乾かせたもので、蓑や笠を作るスゲということからこの名があるようです。

2003.10.31 有り難うございました。
 草高1m。森林限界の上。標高2000m付近
 アゼスゲ百参拾九頁の壱2003.05.25にソックリですが、草丈が3倍〜4倍位。
2003.08.03石川県白山
万葉集の花植物  万葉集の花リスト
菅根(スガノネ)
須我乃根能
(枕)・菅根乃・菅根之・菅根
菅葉・菅実
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)493頁
須気・菅(スゲ)
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)497頁

大伴安麻呂
大納言大伴卿歌一首   未詳
奥山之菅葉凌零雪乃消者将惜雨莫零行年
奥山のすがの葉しぬぎふる雪のけなばをしけむ雨なふり行年(ソネ)

   シヌギはツキヌキなり。中略。ヲシケムは惜シカラム、フリソネは降ルナなり。
萬葉集新考第一・巻3 井上通泰著(國民圖書)400頁より


詠み人知らず
垣津旗開沼之乎笠爾縫将著日乎待爾年曾経去来
かきつばた)さき沼のを笠にぬひ著む日をまつに年ぞへにける

 逢はむと契りし事を菅を笠に縫ふに譬へ、逢ふ事を著るにたとへたるなり

詠み人知らず
臨照難波菅笠置古之後者誰将著笠有魚國
(おしてる)難波すが笠おきふるし後は誰(タガ)著む笠ならなくに

 右二首
 タガ著ムは外ノ人ノ著ムとなり。されば四五の意は後ニハ君ガ著ベキ笠ナルニとなり。○オキフルシは上(二五一三頁)にも引きたるワタツミノトヨハタ雲ニ入日サシなどと同格にていにしへ行はれし一格なり。ここはオキ古シタルヨなど譯すべし。○年タケ色衰ヘヌサキニ早ク来リテ逢ヒタマヘといふ意を含めたり。後略
萬葉集新考第四・巻11 井上通泰著(國民圖書)2523頁より