コノテガシワ(センジュ) 児手柏(千手) このてがしわ(せんじゅ) 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 百八拾頁の弐
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2008.03.30金沢市近所 雌花

2008.03.30金沢市近所 雄花

2008.03.30金沢市近所 去年弾けた実の殻


2008.06.08金沢市近所 

コノテガシワ(センジュ)「児手柏(千手)」(ヒノキ科)
Thuja orientalis
Biota orientalis
Platycladus orientalis

原産地:中国

 コノテガシワに関して、素晴しく参考になるブログです。
専修大学文学部林ゼミ
http://hyszem.exblog.jp/tags/
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 別名:ハリギ、テガシワ、フタオモテ、ソクハク(側柏)
 江戸時代に中国から渡来したとされているコノテガシワの園芸種の一種。
 雌雄異花。雌雄同株。樹高2m。
 道路沿いに何本も植栽されている中の一株です。

 そもそも(中国では)漢字の柏はコノテガシワ(ヒノキ科)を指し、端午の節句の柏餅(日本では)のはブナ科です。

 万葉集十六巻に「兒手柏」、二十巻に「古乃弖加之波」、と夫々をコノテガシワと詠んでいますが、この頁の画像と同じものでは無さそうです・・・?
 万葉集に詠まれているコノテガシワの正体は良く判らない。

2008.03.30金沢市近所
万葉集の花植物   万葉集の花リスト
兒手柏
古乃弖加之波
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)370頁

 謗侫人歌一首
奈良山乃
兒手柏之兩面爾左毛右毛侫人之友
奈良山の
兒手柏(コノテガシハ)之兩面爾(フタオモニ)かにもかくにも侫人(ネヂケビト)之友(ナル)
   右歌一首博士消奈(セナノ)△(キミ)行文大夫作之

   兒ノ手ガシハを貝原益軒以下側柏にあてたり。側柏は檜の一種なり。案ずるにカシハは木葉に食物を盛る時の稱なり。されば此木の葉はカシハとするに適せざるべからず。又兒ノ手にたとへたれば葉は掌状ならざるべからず。又フタオモといへるを見れば面背ほぼ同色ならざるべからず。又巻二十に千葉ノ野ノコノテガシハノホホマレドとあるを見れば少なくとも初にはつぼめるものならざるべからず。右四つの品のうち第一と第三との外は側柏に合わず。
 高橋氏文に見(ニ)眞木(ノ)葉天枚次(ヒラスキ)八枚(ヤツ)爾刺作天とあり。眞木は檜なり。されば側柏もカシハとはしつべし。

 袖中抄には大和守範永の説を擧げて大ドチの一名とせり。おそらくはハハソの一種ならむ○兩面爾はフタオモニとよむべし。一本に爾の字無きはわろし。序は初二なり。されば上三句の意は奈良山ノ兒手柏ノヤウニ表裏兩面ニテといへるなり○カニモカクニモはトニモアレカクニモアレにてイヅレガ表ニテモアレとなり○之友はおそらくは爾有の誤ならむ。さらばネヂケビトナルとよむべし。
 略解に續紀に背奈(ノ)公行文(○懐風藻には背奈(ノ)王行文)とあればこ〃は背を消に誤り又姓の下に公をおとしたるならむといへり。
萬葉集新考第六・巻16 井上通泰著(國民圖書)3406頁より

知波乃奴乃古乃弖加之波能保保麻例等阿夜爾加奈之美於枳弖他加枳奴
ちばのぬのこのてがしはのほほまれどあやにかなしみ於(マ)枳(キ)弖(テ)他(タ)加(チ)枳(キ)奴(ヌ)
   右一首千葉郡大田部(ノ)足人

 チバノヌは千葉の野なり。コノテガシハははやく巻十六に奈良山ノコノテガシハノ兩面ニとあり。漢名側柏といひて其葉檜に似たるものなりといへれどいかがあるべき。側柏の葉はホホマルといふべきにあらざればなり。おそらくはハハソの一種ならむ○ホホマレドはフフマレドの訛なり。フフマルの語例は巻十四に
 あどもへか阿自久麻やまのゆづる葉のふふまる時に風ふかずかも
とあり○ここのカナシミはカハユサニなり。
他加枳奴を略解には和ガキヌの誤とし古義にはタ知キヌの誤とせり。後者に從ふべし。さてホホマレドといひてオキテとは云ふべからず。於キテは麻キテの誤にあらざるか○上三句は女のまだ稚きをたとへたるなり。古義に初二を序とせるは非なり
萬葉集新考第七・巻20 井上通泰著(國民圖書)4078頁より

   別説:オトコエシ コナラ ・ツルバミ