カシワ 柏 かしわ 金沢から日帰りの距離に咲く花

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2000.04.23金沢市近郊

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2000.05.01金沢市


2003.11.02金沢市近郊



2007.09.24金沢市


2008.07.10金沢市

カシワ「柏」(ブナ科)
Quercus dentata 原産地:日本

 カシワは「炊ぐ葉」の転化。柏餅の様に食物を包んで調理したことから。
 撮影が早過ぎて、未だ蕾の状態。
2000.04.23金沢市近郊
2000.05.01金沢市近郊・同一樹
樹木ガイドブック(永岡書店)より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
秋柏(枕)・朝柏(枕)
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)7・13頁

柿本人麻呂
秋柏
潤和川邊細竹目人不顔面公無勝
(秋かしは)潤和川邊(ウルワガハベノ)しぬのめの人不顔面公無勝(ヒトニシヌベド キミニタヘナク)

 前略。是等の説に基づきて更に私案を述べむにカシハは食物を盛る料なる木葉をいふ。さて秋の木葉又朝つみたる木葉は露にうるひたれば秋ガシハウルワ川邊ノまた朝ガシハウルハ川邊ノといへるなり。
萬葉集新考第四・巻11 井上通泰著(國民圖書)2314頁より

詠み人知らず
朝柏閏八河邊之小竹之眼笑思而宿者夢所見来
(朝がしは)閏八(ウルヤ)河邊のしぬのめのしぬびてぬればいめにみえけり
萬葉集新考第四・巻11 井上通泰著(國民圖書)2483頁より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
安可良我之波
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)7頁

安宿王
伊奈美野乃
安可良我之波波等伎波安禮騰伎美乎安我毛布登伎波佐爾奈之
いなみ野のあからがしははときはあれどきみをあがもふときはさねなし
萬葉集新考第七・巻20 井上通泰著(國民圖書)3992頁より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
波波蘇婆能・波波蘇葉乃(枕)
母蘇原
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)976頁

藤原宇合
山品之石田乃小野之母蘇原見乍哉公之山道越良武
山しなのいは田の小野のははそ原みつつやきみが山ぢこゆらむ

 前略。ハハソはハウソともカシハともいふ。ハハソ原はカシハノ林なり。
萬葉集新考第三・巻9 井上通泰著(國民圖書)1728頁より

 ははそ【柞】(名)@コナラ・クヌギ・カシワなどの総称。
旺文社 古語辞典「改訂新版」より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
兒手柏
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)370頁

消奈行文
奈良山乃兒手柏之両面爾左毛右毛侫人之友
奈良山の
兒手柏(コノテガシハ)の両面爾(フタオモニ)かにもかくにも侫人之友(ネジケビトナル)

 兒ノ手ガシハを貝原益軒以下側柏にあてたり。側柏は檜の一種なり。案ずるにカシハは木葉に食物を盛る時の稱なり。されば此木の葉はカシハとするに適せざるべからず。又兒ノ手にたとへたれば葉は掌状ならざるべからず。又フタオモといへるを見れば面背ほぼ同色ならざるべからず。中略。少くとも初にはつぼめるものならざるべからず。
萬葉集新考第六・巻16 井上通泰著(國民圖書)3406頁より

 コノテガシワ「児手柏」(ヒノキ科)は、現在の「柏」(ブナ科)ではありません。
 この万葉集に詠まれているコノテガシワの正体は不明です。

 別説:オミナエシ・コナラ若葉・ハハソ・ナラ若葉