コナラ 小楢 こなら 金沢から日帰りの距離に咲く花

Do・素人の 四拾壱頁の壱
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コナラ「小楢」(ブナ科)
Quercus serrata 原産地:日本

 所謂ドングリの樹。

 ブラ下がっているのは雄花、雌花は葉の脇に短く数個。
 落葉性にはナラ、常緑性のものにはカシの名がついる。

 日本のコナラQuercus属は15種の分布。

 果たして画像の花がどの種であるか、秋にどのような形のドングリが出来るか・・・?

2000.05.06金沢市近郊
樹木ガイドブック(永岡書店)より
現代いけばな花材事典(草月出版)より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
許奈良
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)366頁

東歌
之母都家野美可母乃夜麻能許奈良能須麻具波思兒呂波多賀家可母多牟
しもつけ野みかものやまのこならのすまぐわし児ろは多賀家可(タカダカ・タカムカ)もたむ

 ノスはナスなり。上三句はマグハシにかかれる序なり。マグハシは眞精にてウルハシに同じ。マグハシキ児ラといふべきをカナシ妹などの如く一語に縮めてマグハシ児ロといへるなり。モタムは待タムの訛なり。家は多の誤ならむ。タカダカは待つ事の形容なり。
萬葉集新考第五・巻14 井上通泰著(國民圖書)3035頁より

 別説:ナラガシワ・クヌギ・カシワ

つるばみ【橡】(名)@どんぐりの古名。
旺文社 古語辞典「改訂新版」より

万葉集の花植物  万葉集の花リスト
都流波美・橡
萬葉集總索引單語編 正宗敦夫編(白水社版)625頁

大伴家持
久禮奈為波宇都呂布母能曽都流波美能奈禮爾之伎奴爾奈保之可米夜母
くれなゐはうつろふものぞつるばみのなれにしきぬになほしかめやも

 クレナヰを妓女にたとへツルバミノナレニシ衣を本妻にたとへたるなり。中略。ツルバミ即ドングリのかさにて染めたる黒き衣なり。華美なるものと質素なるものとを對照したるなり。ウツロフはサムルなり。ナレニシは著テヨゴレシなり
萬葉集新考第七・巻18 井上通泰著(國民圖書)3763頁より

詠み人知らず
寄衣
衣人者事無跡曰師時從欲服所念
つるばみの衣(キヌ)(キル)人者(ヒトハ)事なしといひし時よりきほしくおもほゆ

 前略。ツルバミノコロモはツルバミ即ドングリのかさにて染めたる黒衣なり。略解にツルバミはいにしへ賤者の服也。後略。
萬葉集新考第三・巻7 井上通泰著(國民圖書)1390頁より